“天井からぽたぽたと雨水が垂れてくるのが一般的な雨漏りの症状ですが、その原因となっているのが雨水です。雨水が建物の内部へ屋根や外壁の穴から侵入することで、屋根や外壁が徐々に劣化してしまい、ヒビが出来てしまいます。それによって雨が降ると外から雨水が侵入するようになってしまい、結果的に家の中の湿度が異常に高くなったり、カビが生えやすくなったりします。家の中における水の被害と言うことで、漏水と混同されてしまう事も有りますが、実は全く原因が違う為、対処の方法も違うので注意しなければなりません。
通常、漏水場合はただ単に水道管から水が漏れているだけの事衣なるので、水道管の元栓を閉めればすぐに修理をする事は可能です。しかし雨漏り修理自体はそう簡単に行う事が出来る訳ではありません。そもそもどこに雨漏りの原因になる部分があるか簡単に判明しない事もあり、なかなかすぐに修理に取り掛かれない場合もあるからです。したがって、状態が悪化してしまわない要にする為にも、実際には定期的なチェックが必要不可欠となるのです。定期的にチェックしておけば、ヒビ等にもすぐ反応できるので、被害が大きくなる前の対処も可能です。
雨漏りを発見した場合は、そのままにしておくと被害が拡大してしまうので、まずはすぐに業者に連絡をします。全国各地に対応してくれる業者があるので、まずは自分の住んでいる地域が対象となっている業者に連絡をする形です。また業者がすぐに来てくれれば良いのですが、時には訪問まで時間がかかってしまう事も有ります。その場合に放置しておくと状態が悪化する事も有るので、まずは水がしたたり落ちている所にバケツ等を置いて、これ以上下が濡れないようにします。また雑巾等を用意して、濡れた部分を綺麗に拭き取るのです。ビニールシートなどを用意すると、余計な所が濡れてしまうのも防ぎやすくなります。
業者が来てくれたら、まずは状態を見てもらい、どの部位から雨水が侵入しているか明らかにします。棟板金等からの場合は、古い物を取り除き、下地の木材も撤去してから新しい木下地を取り付け、その上に板金を取り付けます。また屋根のひび割れからの場合は、屋根の葺き直しを行わなければなりません。漆喰の崩れが原因となる場合は、古い漆喰を取り除き、新しい漆喰を充填します。
ただ実際に滋賀県の住宅でも屋根が原因で雨漏りをしている事も多々、それ以外にも外壁から雨漏りとなっている事も珍しくありません。例えばコーキングの劣化とか、外壁塗膜の劣化等がその原因です。コーキングの劣化の場合は、古い物を取り除く、新しいコーキングを充填する形です。また外壁塗膜の劣化の場合は、10年に1回を目安にして塗り直しをすればある程度防ぐ事が可能です。
ただ、実際にチェックをしてみても、なかなかどこから雨漏りが起きているか分からない場合もあります。その場合は、被害が起きている所を見て、色々と試してみるのが一般的です。例えば天井に雨染みがある場合は、雨漏りの可能性が高いので屋根をふき替えます。内壁にシミがある場合は、外壁からの雨水の浸入の可能性が高くなるので、コーキングを打ちなおすことが基本です。
雨漏りの被害というのは目に見えている所だけでなく、家の壁の内側にも影響を及ぼしている可能性は十分あります。したがって、状態が悪化してしまう前に正しい処置をするようにする事が必要です。また業者に依頼する際は、1つの業者だけでなく3社程度の状態を見てもらって判断してもらう様にします。業者によっても状況の把握の仕方、さらに選ぶ工法が違っている場合もあり、効果だけでなく費用に関しても大きな差が出てくる事があるからです。”
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